朝貢 tribute 2004 5 22
今回、日本の首相が訪朝することは、
北朝鮮から見れば、「朝貢」に見えるでしょう。
日経ビジネスEXPRESSには、このような記事がありました。
(以下、引用です)
前回、拉致被害者「本人」を「迎え」に行ったのは、
内閣参与と外務省の課長だった。
順番から言うと、
次は、先方が交通費をかけて、「送り」に来るべきところだ。
かつ、今度は、「本人」でなく、その「家族」であって、
それを、またもや「迎え」に行こうという。
しかも、一挙に格が上がり、総理大臣が行くという話で、
世間一般の外交儀礼的常識から見ると、
いかなる見地からしても、著しく平衡を欠いた選択だ。
「仮に、たとえばの話だが、
フロリダから拉致された米国人の『家族』を引き取りに、
ブッシュ大統領が、キューバのカストロ議長へ会いに行きますか。」などと、
反語的質問を記者たちにする人もいたくらいである。
「朝貢」
外国人が来朝して、貢ぎ物を奉ること。
記者は、 「世間一般の外交儀礼的常識から見ると、
いかなる見地からしても、著しく平衡を欠いた選択だ。」と思ったのでしょうが、
これを、「朝貢」と考えれば、納得できるでしょう。